グッドウィルの映画日記

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伝説のカルトミュージカル映画 ロッキーホラーショー 感想

伝説のカルトミュージカル映画ロッキー・ホラーショーの感想です。


1975年のイギリス映画でカルト的な人気を誇りミュージカル化もされた作品です

ホラーのくくりですが全編を通じてコメディ色も強いので特に心配することはないかと。

 

一言で言うとかなり面白い作品です。

世界観に引き込まれると言ったらいいでしょうか。飽きが来ない展開です。

 

採点 4.5/5.0

 

 

あらすじ

婚約したばかりのブラッドとジャネットは激しい雷雨のため古城で雨宿りする。

彼らを出迎えた城の主はロッキー・ホラーという名の人造人間を披露する。

するとジャネットはロッキーの美しい肉体に入れ込んでしまい…

 

以下ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画の始まりは口のみが映し出され気味の悪いポップな歌を歌っている。

 

冒頭結婚式の場面。ジャネットとブラッドも出席している。

ブーケを受け取ったジャネットにブラッドは愛の歌をダンスしながら歌い、プロポーズする。

受け入れるジャネット。協会の人たちは白い目で見ている。

 

場面が変わり白髪の男が視聴者に語りかける。

彼は2人が嵐の中恩師の教授に会いに言ったことを語る。

 

場面は嵐の中車で走る2人。道を間違え戻ろうとするがタイヤがパンクしてしまう。

2人は電話を借りに古城に入るが看板には危険を覚悟しろと書いてある。

雨に濡れながら歌うジャネットとブラッド。

古城の明かりを見て安堵する。

古城では老人が窓の外を見ながら歌っている。

 

ジャネットは玄関で怖いから帰ろうというがブラッドはベルを鳴らす。2人を出迎えたのは気味の悪い執事で血の気がない。中に入る2人をあやしげに笑う執事。

 

中は気味の悪い装飾品ばかりだ。声が聞こえて、城の主の特別なイベントであることを知る。気味の悪い使用人と、執事は歌いだし、パーティの部屋に2人を入れる。

中ではライダー達が踊っている。あまりに異常な歌詞と光景に度々気絶するジャネット。

 

歌い終わった後彼らは倒れるがブラッドが話しかけると反応する。帰ろうとするジャネット。

後ろのエレベーターからおかま風の長身の男が現れジャネットは叫び声をあげる。

 

男は歌いながら2人に面白いものがあるから今夜は泊まっていけという。ここで人造人間の存在がほのめかされる。2人は実験室に招かれる。その後2人はなぜか下着以外は身ぐるみ剥がされてしまう。

 

実験室に行く2人。先ほどの男(城の主)が待っており、踊っていたもの達も集まっている。

苛立つブラッドだが主は余裕だ。彼の人造人間の誕生スピーチにジャネットは拍手している。

それを諌めるブラッド。

 

浴槽の中には人の形をした包帯巻きの男がいた。装置を起動させ薬物を流し込むと人造人間は動きだし、浴槽から出て立ちあがる。

顔を見せた彼に主はロッキーと名付ける。

 

ロッキーの肉体は筋骨隆々で主は2人に感想を聞くが筋肉マンは好きじゃないというジャネットに主は機嫌を損ねる。

 

主はロッキーを一人前の男にすると筋トレをさせ始める。

その時、冷凍庫からバイク乗りが突っ込んできて歌い始める。彼といちゃつく使用人にご機嫌斜めな主。主は彼を冷凍庫にてツルハシで殺してしまう。

 

再びロッキーを立派な男にするという主にジャネットは筋肉質な男が実は好きだと告白する。諌めるブラッド。

 

その後2人は別々の部屋に連れていかれその様子は使用人に監視されている。

ジャネットの部屋に来るブラッドしかし彼は変装した主だった。拒絶するジャネットだがブラッドに言わないという約束で関係を持ってしまう。

 

あやしげな笑みを見せる使用人。視線の先には寝ているロッキー。彼らはロッキーを襲うがロッキーは階下に流れる。

 

その頃ブラッドの部屋にはジャネットが来る。

しかしそれは主だった。拒絶する彼だがジャネットに言わないという約束で関係を持つがその時使用人からロッキーがにげたという連絡がはいる。

 

ジャネットは城をさまよい、モニターでブラッドと主が関係を持ったことを知ってしまう。

その時、傷だらけで浴槽に寝ていたロッキーを見つけ、手当てをしていると2人はいい雰囲気になる。関係を保とうとする2人を使用人は見つめている。2人はついに関係を持つ。

 

その頃使用人の男は主にロッキーを逃したことでムチで打たれていた。そこにはブラッドもいる。モニターで外を見ていると恩人のスコット博士を見つける。それを聞いた主はスコットが政府の調査官をしていると告げ2人がここに来たのは作戦かと勘ぐる。

 

城に入るスコット。しかし、主の入れたスイッチにより実験室に呼び寄せられる。

主はブラッドとスコットをグルだと勘ぐるが、主にツルハシで殺されたエディの甥だと知ると動揺する。

その時浴槽からロッキーとジャネットが現れ、主と結婚していたロッキーとジャネットの浮気がバレてしまう。

 

その後夕食の時間になる。誰も口をきかずにいたが、食事になると皆でロッキーの誕生日を祝う。エディの話が出た使用人の女は出て行き泣き叫ぶ。博士はエディが問題児だったと語る。

博士はエディからの手紙を読み上げるそこにはこのままでは死んでしまうと書かれていた。

 

すると突然主はテーブルクロスを引き下げるそこにはエディの死体があった。晩餐の肉はエディだったのだ。叫びロッキーに抱きつくジャネット。それに嫉妬した主はジャネットを屋敷中追い回す。

 

魔術か何かで実験室で博士、ジャネット、ブラッドの動きを封じる。しかしこの装置は博士がもともと開発してたものだと語る。このままでは異星に飛ばされてしまうことを知る一同。

 

三人は石像に変えられてしまう。

すると、先ほど泣いていた女性の使用人が主に愛を告げるが石像にされてしまい、浮気したロッキーも石像にされてしまう。

 

主は自分をみんな裏切ると嘆くが2人の使用人は主にいつ故郷の星に帰れるのか問い詰める。彼らは宇宙人だったのだ。

フロアショーに来いという主。使用人は怪訝な顔でフロアに向かう。

 

フロアショーに置いた彼らの石像に落書き装飾をした主は石像化を解いて誰もいないフロアで彼らに踊らせる。ブラッドはなんだかセクシーな気分になってきたといい、ジャネットは主をたたえている。

 

その後主は自ら作り出した快楽を受け入れるようにいい、踊っていた4人もそれを受け入れるように主に群がる。

一方踊っていなかったスコットはこのままでは一生囚われたままだとし、逃げねばならないというがすでに彼も網タイツを履いており、主の世界に囚われていた。

 

誰もいない会場で息を合わせて踊り出す一同。

しかし、そこに残っていた使用人が主を襲いに来て異星に帰るように要求する。

 

しかし、主はこの世界に留まりたいと語る。

気がつくと会場には人が溢れている。

故郷に帰ると宣言する主、ショーの終わりに拍手喝采を浴びる。

 

しかしそれは幻影だった。使用人達は故郷に帰るのは自分たちだけだと語る。

主を殺し魂だけここに残ると告げる。理由はエディを殺したため社会秩序を守るためらしい。

 

レーザーで撃ち抜かれる味方の使用人と主。

ロッキーは主を抱き抱える。レーザーはロッキーにはなぜかきかない。ロッキーはステージのセットからプールに転落する。ロッキーも死んだようだ。

 

自分は嫌われ者だと叫ぶ使用人にスコットはその通りだと語り使用人はレーザーを向ける。

使用人はこれから故郷に帰るため今のうちにここから逃げるように忠告する。

 

古城を脱出するスコット、ブラッド、ジャネット。古城は異星に帰っていく。

ブラッドはこの夜のことを嘆いている。ジャネットとブラッドは地面をはい続ける。

 

最後に語る男が地球では人間と呼ばれるものが時の中、宇宙の中、意味の中をはい続けていると語る。

 

所感

 

素晴らしい映画でございました。

 

わけがわからないというのはごもっともですが、これほどテンポよく飽きがこない映画を作るのは難しいでしょう。

 

全く退屈になる場面がない100分間でした。

設定は確かに訳がわかりませんが、映画としての完成度は下手なハリウッド映画よりも上回っているでしょう。

 

万人受けするようなものではないですが、殿堂入りも頷ける一本ですね。