グッドウィルの映画日記

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天才とは気難しい…二ツ星の料理人 感想

2016年の映画『二ツ星の料理人』を見ました!!

ハング・オーバーや世界に1つのプレイブックなどの名作に出演しているブラッドリー・クーパー主演作ですね!

 

採点3.5/5.0

 

あらすじ

 

腕は確かなのにトラブル続きの人気シェフアダムはパリの料理界から姿を消す。

その数年後ロンドンにある友人のトニーのレストランに乗り込んで起死回生を図る。

しかしこれまでのトラブル代償は大きく…

 

以下ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アダムは天才肌を自称しているが、ルイジアナで牡蠣の皮むきをしている。

勝手に出て行った彼は親友のトニーのレストランに勝手に入り、トニーはアダムがパリで消えた後店を閉めたことを告げる。

アダムはロンドンで三つ星を狙うことを告げ、消えていた3年で起こったことを知る。

 

アダムはかつてドラッグに溺れていたが、今回の復帰でやめていた。

料理人のエレーヌにアドバイスをして勝手にトニーの部屋に荷物を置く。

知り合いのミシェルに襲われるアダム。しかしミシェルはアダムのことを許しており、パリの店を潰したことを覚えていないアダムにネズミを放って衛生委員会に通告したことを教える。

 

アダムは若手料理人の家に上がり込んで料理人の彼女にも料理を振る舞う。

エレーヌとバーガー店で待ち合わせて話すアダム。引き抜きをかけるが断られてしまう。

 

批評家の女性、シモーネの力を借りてトニーの店に行ってもらうアダム。

焦るトニーは評価を上げるためアダムに調理を頼み、高い評価を受ける。

 

アダムは父の店を経営するトニーに自分を雇うように父を説得するように言う。

シェフとして活動するために毎週検査を受けることになるアダム。

 

アダムはかつての三つ星ライバルリースと話して宣戦布告する。

アダムはかつての同僚のマックスの出所を迎えに行き組むことになる。

 

その頃エレーヌはアダムの手回しで引き抜かれることになり、3倍の給料で雇われることになる。

しかし、初日に世間にはアダムの復活は失敗だと言う記事が出回っている。

 

リースは偵察に来て、アダムは厨房で思い通りにいかないことに苛立ちを隠せずに皿を投げてしまう。

その後、アダムはメンバーに謝罪しながらも自分のやり方を貫く。しかし、エレーヌはそんな彼に反発して出て行ってしまう。

 

アダムはテレビ出演して料理を無料提供することを発表する。

エレーヌは1人娘と生活しており、娘を学校に送った後、トニーの引き止めを受けてアダムがかなり複雑な環境下で育ってきたことを告げ、給料を2倍にして戻ってきてもらう。

 

エレーヌは厨房で古いやり方のアダムに新しいやり方を教えて取り入れることになる。

アダムの店はかなり評判となり、リースは皿を投げまくって荒れる。

 

アダムはエレーヌに料理とは何かと話して、店はミシュランの評価対策をし始める。

アダムには借金があり、借金取りが店まで来る。

エレーヌは娘のために休みを取ろうとするが、アダムは優秀なほど代わりはいないとして却下する。

 

アダムはカウンセリングで弱いものこそ不完全なものを受け入れられないと告げられ、トニーがアダムが人生とどう向き合うか考えてると告げられる。

 

休みをもらえなかったエレーヌの娘がレストランに来ており、ケーキを作ることになる厨房。トニーが応対して、彼女と話すアダム。

 

リースがレストランを再開し、エレーヌと行くことになる。

そこでかつての恋人で師匠の娘アンヌと再会して、形見のナイフを渡されるが拒否する。

 

料理の仕入れの際にエレーヌに見つかるアダム。パリ時代にその際に全てを支配しようとしてうまくいかず、逃げ出した過去を語る。

帰り際にキスする2人。

そこに来る借金取り達。トニーに事情を聞くが、心配になるエレーヌ。

 

アダムはボコボコにされていたが、その日に限ってミシュランが来る。

怪我を押して厨房に立つアダム。何とか料理を出すアダム達だが、ミシェルがかつての仕返しにソースに唐辛子を入れて戻されてしまう。

 

ショックなアダムはリースの厨房を訪れてふざけ回る。

そこで自殺しようとするアダムだがリースに止められ、リースはアダムを慰める。

 

リースの厨房で寝ていたアダムは翌朝朝食を振舞われて昨夜のことを語る。

リースは自分よりもアダムの方が上だと語り、厨房に戻るとアンヌが借金を払ってくれていた。

アンヌは形見のナイフをアダムに渡してフランスに帰る。

 

トニーに昨夜ミシュランの審査員は来ていなかったことを告げられ、エレーヌの前でトニーにキスするアダム。

エレーヌはアダムの傷の手当てをして、エレーヌはアダムを一晩中探していたことを告げる。キスする2人。

 

ミシュランが来るものの自然体でいくと言うアダム。その姿はかつての気難しいものではなく、職場で笑顔を見せるほど柔和なものになっていた。

 

所感

 

凄く気難しい天才肌ですね…

 

アダムは天才で、自分が他の人よりできることは間違いないけどその故に相手の気持ちや相手ができないことを受け入れられない。これって凄く弱い部分ですよね。

あまりにもそれが顕著に出ていたのが初日に皿を投げ回って厨房をめちゃくちゃにしてメンバーを追い出すシーン。

まさに鬼のような性格で彼が凄くてもあれでは誰もついていこうとは思わない。

それでもエレーヌやトニーは根っこから悪い奴ではないと信じ、彼が変わることを信じて待ち続けた結果三つ星を得ることよりも価値のある信頼できる仲間たちを得ることができた。

 

多分このことは彼にとって人生初なんじゃないかな?例えどんな天才シェフでも1人で料理することはできない。相手を信じて受け入れる心こそが彼にとって最も成長した点だったと思います。