グッドウィルの映画日記

愛する映画の感想を書いていきます

息つく間もない名作…ピアノ・レッスン 感想

1993年の映画ピアノ・レッスン』を見ました!!

ピアノ・レッスン (字幕版)

ピアノ・レッスン (字幕版)

 

この映画はアカデミー賞3部門を受賞した名作で、ホリー・ハンターが主演女優賞を受賞しています!!

 

採点4.5/5.0

 

息つく間もないほどの名作です。ホリー・ハンターの名演はもちろんですが、画面に思わず見入ってしまうほどの素晴らしい映画でした!

 

あらすじ

 

エイダは娘のフローラと娘を伴ってスコットランドからニュージーランドへ写真結婚のため旅をしていた。

夫のスチュアートはピアノの運搬を拒み浜辺に置き去りにするが、エイダは口が聞けずにピアノが言葉だった。

エイダは何度もピアノを弾きに浜辺を訪れ、その演奏に惹かれたベインズはピアノを自分の土地と交換して手に入れる…

 

以下ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

声を出せない女性エイダ。6歳から話せず、劇中は心の声が聞こえる。

スコットランドに住んでいたエイダは父に勝手に縁談を決められ、娘のフローラとピアノと共に声を出せない彼女を受け入れる夫が住むニュージーランドに行くことになる。

船でニュージーランドに辿り着いたエイダとフローラ。ピアノも運ばれてくる。手話で船員の好意を無下にするエイダ。悪天候の中浜辺にピアノとフローラとともに置き去りにされる。

 

エイダはフローラを寝かしつけてピアノを浜辺で弾いていると潮が満ちてくる。

フローラはまだ見ぬ新しい父に嫌悪感を示している。

翌日夫のスチュアート一行が迎えにくる。原住民たちに色の白さを指摘され、スチュアートもエイダに不満そうだ。ピアノは人手が足りないため浜辺に置かれてしまう。

 

無表情なまま結婚式に出るエイダ。フローラは思い切り嘘をついてエイダが話せない理由を取り付けてエイダが可哀想な女性と吹き込む。

式が終わるとドレスを破ってすぐに部屋にこもるエイダ。ピアノを心配している。

 

スチュアートはエイダに数日の留守を告げる。2人はまだまだ打ち解けていない。

エイダとフローラは晴れた日にベインズの案内で浜辺へ向かい、エイダは人知れず笑顔を見せながら日が暮れ始めてもピアノを弾く。

 

スチュアートが帰宅すると、エイダがエアでピアノを弾いており、フローラが歌っていた。

エイダは台所のテーブルをピアノ代わりにしていた。スチュアートはエイダの頭がおかしいのではないかと家族に相談している。

 

ベインズはエイダにピアノを習うためピアノと土地を交換することをスチュアートと交渉する。しかしエイダは字も読めないベインズに自分のピアノに触られることに納得できずにスチュアートに怒られてしまう。

 

ピアノを失って放心状態のエイダ。ベインズにピアノを教えることになる。しかしベインズは聞いて勉強するとしてエイダが弾くことになる。

 

夜フローラに父親のことを語るエイダ。フローラの父親はピアノの先生だった。しかし、結婚を父に反対され別れたのだった。お休みのキスを拒否されるスチュアート…

 

翌日ピアノを弾くエイダの後ろからキスをするベインズ。拒否するエイダだが、ベインズはエイダが来るたびに命令をし、1日ごとに鍵盤を返して最終的にはピアノを返す取引をする。

 

翌日からフローラはエイダに練習中は外で遊んでいるように言われる。

ベインズは裸でピアノを拭いている。

 

スチュアートが声をかけても愛想笑いで返すエイダ。

ベインズはレッスン中にエイダにスカートをめくることなどを命令する。ピアノの下から見られるエイダ。

 

ベインズは妻と別れた過去があった。

翌日上着を脱がされるエイダ。ベインズはエイダの腕に触れながらピアノを弾かせる。

 

スチュアートはベインズと共に先住民の土地を買い取ろうとしている。スチュアートはベインズのピアノを聞きたいと言うがベインズは断る。

 

エイダが脱いだ上着に触れながら演奏を聴くベインズ。匂いを嗅いでいるとエイダは演奏をやめ、ベインズに5つキーを返すから横になるように求められる。しかし、すぐに立ってしまうエイダ。

 

スチュアートとエイダとベインズは地元のの劇を見に行くが、スチュアートにもっと近くに来いと言われたベインズをエイダが牽制する。気まずくなって席を立ったベインズにしてやったりの顔を見せるエイダ。

劇は先住民が乱入して混乱してしまう。

 

翌日ダメージを引きずるベインズは何も要求せず勝手に弾かせる。心配そうなエイダ。エイダがベインズの様子を見に行くとベインズは裸になっていた。ベインズはキー10個でエイダに裸になるように求める。フローラは裸で行為に及ぶ2人を目撃してしまう。

 

原住民たちと遊んでいるとスチュアートに怒られるフローラ。スチュアートにレッスンが進んでいないことを告げる。

エイダが次のレッスンでベインズの家に行くとピアノはエイダに返すと告げられる。ベインズはエイダを愛せないと告げ、帰るように言われる。

 

ピアノが運ばれるところに現れるスチュアートはピアノを下ろさせて、土地のためにベインズにピアノを手放さないように言うが、ベインズは土地も返さなくていいと告げる。

 

スチュアートはフローラの演奏を家で聴く。エイダはその間に出て行ってしまい、ベインズのレッスンを失った喪失感に苛まれる。

 

エイダはベインズのもとに行こうとして、フローラに止められフローラを追い返す。

ベインズはエイダのことばかり考えていると告げ、自分のことを想っていないならどこかへ行ってくれと告げるが、エイダはビンタして居座り、ベインズと激しく求め合う。しかしその様子をスチュアートが見てしまう。

 

関係を持つ最中何事か告げるエイダ。耳元で囁いてキスをする。スチュアートは家の床下から見ている。

その夜楽しそうなエイダとフローラに複雑そうなスチュアート。

 

翌日エイダはベインズのもとに急ぐが、スチュアートに待ち伏せされてしまう。

逃げるエイダにスチュアートは山道で関係を持とうとしてエイダは必死に拒絶する。

そこにフローラの原住民が勝手にピアノを触っていると言う叫びを聞いて事なきを得る。ベインズを想って鏡にキスするエイダ。フローラにも行ってはいけないと怒られてしまう。

 

エイダは夜中眠りながら激しくピアノを弾いている。スチュアートはドン引きしている。

さらに朝フローラをベインズと勘違いして寝ぼけて抱きついてしまう。

 

ベインズが2日後に荷物をまとめて家を出て行くことを聞くエイダ。

夜スチュアートが関係を持とうとするが、エイダは抱かれることだけは拒否する。

 

翌日スチュアートは出かけることを告げ、ベインズと会うか聞くとエイダは首を横に振る。

エイダは鍵盤を1つ抜いてベインズへの愛の言葉を刻んで布に包み、それをフローラにベインズのもとに届けさせる。

 

しかしフローラはそれをスチュアートに届ける。スチュアートは刻まれた愛の言葉を見て斧を持ってエイダを襲撃する。雨の中右手の人差し指を切り落とされるエイダ。フローラに切り落とした指をベインズに届けさせる。

 

泣きながらベインズに出来事をを告げるフローラ。ベインズは復讐を誓い、フローラに止められる。

スチュアートは夜エイダを愛したいと言うが、エイダは発熱してしまう。

 

スチュアートは疲れたフローラと寝ているベインズに銃を突きつける。スチュアートはベインズにエイダが言葉を発したか聞くが、ベインズは否定する。スチュアートはベインズにエイダを譲るが、島を出るように告げる。

 

エイダとフローラ、ベインズは北の街で暮らすことになる。エイダは船路の途中でピアノを捨てるが、靴にピアノ線が絡まってしまい、海中に引きずり込まれる。

なんとか靴を脱いで浮上して助けられる。

 

エイダはその後義指を付けてピアノ講師をしている。発声の練習もし始めてベインズとも幸せに暮らしているが、夜になると夢で海に捨てたピアノとその上で彷徨う自分の姿を見る。

 

所感

 

これは素晴らしいですな…

 

ホリー・ハンターの名演は間違いないですが、その前に作品としての出来が素晴らしく、時間を忘れて見入っていました…

エイダにとってはピアノは何よりも大事な宝物。それでも手放したのはベインズとの愛のためだと思うし、新たな人生を歩むためとも取れる。

しかし彼女にとってはピアノは拭い去れずに夢にまで見てしまう…ベインズへの愛よりもピアノへの愛の方が深いと受け取りましたね。

 

ハンターの無表情な演技はまさに見事で、ベインズとフローラ以外に心を開かない女性としての毅然とした演技は素晴らしかった。映画はちがうけど、巡り会う時間たちのニコール・キッドマンを思い出しましたね。

素晴らしい作品だったし、もっとこの映画のファンが増えたらいいなと思いました。